ミス・シャーロック第1話〜最終回までを絶妙なネタバレで紹介

ミス・シャーロック

遅ればせながら、「ミス・シャーロック/ Miss Sherlock」をいっきに視聴しました!

CMもけっこうやってましたし、東京都内だとラッピングカーも走っていたのでネットでしか見られないオリジナルコンテンツとしてはかなり認知度が高い作品だと思います。

メインキャストは、シャーロック役の竹内結子さん、ワトソン役の貫地谷しほりさん。

「ミス・シャーロック」はHuluで配信されているのですが、私は一度解約していたHuluを再契約してしまうほど期待(笑)

オリジナルコンテンツのドラマって、制作予算などの関係でちょっとB級よりなイメージだったのですが「ミス・シャーロック」に関しては全然そんなことありません。

出演者は、地上波のドラマよりも豪華って言っても良いレベルです。

「気になっていたけど、タイミングを逃して見てないんだよね〜」
という、これから「ミス・シャーロック」をみようと思っている方に向けてネタバレをほどほどにしながらあらすじを紹介していきますね。

ミス・シャーロックのキャスト

まずは、「ミス・シャーロック」のキャスト。

シャーロック・・・竹内結子
橘和都・・・貫地谷しほり
礼紋元太郎・・・滝藤賢一
柴田達也・・・中村倫也
守谷透・・・大谷亮平
双葉健人・・・小澤征悦
入川真理子・・・斉藤由貴
波多野君枝・・・伊藤蘭

地上波ドラマなみの豪華のメインキャストに加えて、毎回ゲストが出演します。

現代版のシャーロックホームズでは、シャーロックの肩書きを捜査コンサルタントということが多いですが、ミス・シャーロックにおいても同様です。

貫地谷しほり演じる橘和都(たちばなわと)は、海外の戦地へ赴く医師団の一員でしたが、戦火が激しくなったことを受けて日本へ帰国。

警視庁の刑事として捜査を担当するのは滝藤賢一、その部下の刑事を中村倫也が演じています。

ネタバレ注意?ミス・シャーロックの第1話〜最終話までのあらすじ

第1話は、和都が海外から日本へ帰国するシーンから始まります。

和都を空港まで迎えに来たのは恩師である水野。

穏やかなムードだったのもつかの間で、水野の腹部が爆発することで第1話「最初の事件」の幕が開きます。

基本的には、1つの事件が1話完結で進んでいきます。
ただし、すべての事件が最終章の「最後の事件」へとつながっていきます。

最終話では、すべての事件の黒幕の正体が明かされます。
原作へのオマージュも所々に散りばめられているので、原作ファンだと結末のヒントなんかにも気付くと思います。

【ミス・シャーロックの各エピソード】
エピソード1・・・「最初の事件」
エピソード2・・・「ひげの幸子像の謎」
エピソード3・・・「ヘッドハンターの素顔」
エピソード4・・・「武蔵野ヶ丘のヴァンパイア」
エピソード5・・・「消えた新婦」
エピソード6・・・「マリア・ステラ」
エピソード7・・・「最後の事件 前編」
エピソード8・・・「最後の事件 後半」

ミス・シャーロックの注目ポイント

私は、原作ファンというわけではないのですが、シャーロックホームズはリメイクを含めてわりと映像化作品を見ています。

そんな私が、ミス・シャーロックのここに注目してほしいという点をあげるなら次の3つ。

HBO制作の本格派ドラマ

「ミス・シャーロック」は、HuluとHBOアジアの共同制作のオリジナルドラマです。

HBOはアメリカのテレビ局で、HBOのオリジナルドラマは「セックス・アンド・ザ・シティ」、「ゲーム・オブ・スローンズ」などが有名。

これらのドラマを見たことがある人なら、プロジェクの大きさが分かるはず!

huluのオリジナルドラマは、「ニーチェ先生」のような面白いんだけど制作費は安そうな良い意味でのB級感があるドラマが多いと思っていました。

ただ、「ミス・シャーロック」はかなり本格派のミステリーなので、がっつりとストーリーを楽しみたいって人でも満足できると思います。

ちょっと笑えるコメディ要素はトリック風?

ジャンルとしてはミステリーなのですが、所々にちょっと笑えるポイントも。

例えば、第4話「武蔵野ヶ丘のヴァンパイア」では祈祷師が唱える呪文が「ルーフー様、ルーフー様〜」だったり、家政婦の役名が市原さんだったり気がつくとちょっと笑えます。

もしかしたら気がついていないだけで、もっとたくさんあるかもしれないですね。

雰囲気は、堤幸彦監督が演出を手がけた「トリック」に近いかもしれないです。

女性シャーロックでも変人感は健在

映像化されたシャーロックホームズを見ると、けっこうな変人、奇人として描かれることが多いですよね。

「ミス・シャーロック」で竹内結子さん演じる女性版シャーロックでも変人感は健在です。

変人っぽさが出るほど、頭の良い天才の思考回路ってどうなっているんだろうって思いますね。

現代版、日本版、女性版と原作とは大きく異なった主人公像も作品の魅力になっています。

ミス・シャーロックの残念なポイント

反対に、「ミス・シャーロック」で残念なポイントも。

シーズンが第8話で終わってしまうこともあってか、1話ごとのトリックだったり、ストーリー全体の深さだったりはもう一歩って感じです。

最近のドラマ版シャーロックホームズだと、BBCの「シャーロック/ SHERLOCK」(ベネディクト・カンバーバッチ主演)や、CBSの「エレメンタリー ホームズ&ワトソン」(ジョニー・リー・ミラー、ルーシー・リュー主演)が有名ですがそれらと比較するとちょっと内容は薄く感じてしまいます。

そう意味では、1つの事件を数話で描くとか、初めから数シーズンを見越して制作するなどの工夫があっても良かったと思います。

ミス・シャーロックの関連グッズ

集英社より「ミス・シャーロック」のノベライズ版が発売されています。

紙書籍だけじゃなく、電子書籍版も発売されているので気になる方はチェックしてみてください。

DVD、Blu-rayなどの情報も確認ができしだい更新しますね。

ミス・シャーロックの続編はある?

最後に、気になる「ミス・シャーロック」の続編についてですが、2018年9月現在だと続編の制作についての情報は出てきていません。

ぜひ、シーズン2を制作してほしいと期待しているのですが。

ただ、解明されていない謎もあります。
その謎の1つが、「シャーロック」という名前。

日本人の女性なのに、シャーロック!
もちろん、ニックネームなのですが、何故シャーロックと呼ばれるようになったのかは明かされないままです。

第1話でそのニックネームの由来が後々明かされる雰囲気だったのですが、謎のまま終了したため、続編があるのではと期待しちゃいますね。

ちなみに、「ミス・シャーロック」はHulu×HBOアジアの共同制作第一弾とのこと。

もしかしたら、第二弾以降に続編が制作される可能性はあるかと思います。

まだ見ていない人は、Huluで「ミス・シャーロック」の全ストーリーを視聴できます。

初めてなら最初の2週間は無料なので、無料期間中で全話見ることも可能です!

気になった方は、ぜひHuluを無料体験してみてください。

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