楽天ショウタイムからリニューアルしたRakuten TV(楽天TV)ですが、HuluやAmazon PrimeビデオなどのVODとはちょっと特徴が違うのが料金システム。
レンタル、定額放題コースなどがあって料金がそれぞれ違うのですが、家族など複数人で使うことができると1人あたりの料金は安くなります。
たくさんのコースがある楽天TVですが、動画を視聴できるデバイス数、複数人でのアカウント利用については共通しています。
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Rakuten TV(楽天TV)は複数デバイスで同時視聴できる?
まず、楽天TVでの複数端末からのアクセスについて説明していきます。
楽天TVを視聴できるデバイスは、パソコン、スマホ、タブレットだけではありません。その他にも、一部のモデルのテレビ、ゲーム機、メディアプレーヤー(chromecast)で動画が再生可能。
そこで楽天TVに複数のデバイスからアクセスして、ドラマなどを再生しようと思うと「他のプレーヤーで再生が開始されたため、再生を停止します」の表示が最初に動画を再生していたデバイスにでます。
つまり、複数デバイスからの視聴にはいっさい対応していないということです。
楽天TVのデバイス数の制限
楽天TVは複数のデバイスで同時に動画を再生することはできませんが、楽天TVへのアクセス自体は可能です。
しかし、2台以上の端末で楽天TVへアクセスをすると、最初にログインしていた端末はログアウトされます。
また、楽天TVは利用できるデバイスの数に制限があります。使用したデバイスの履歴は、「視聴デバイス履歴」から確認ができますが、5台を超えると「視聴デバイス履歴を削除してください」という表示がでます。
その場合には、デバイスの履歴を削除して5台以下になるようにしましょう。
楽天TVの視聴デバイス履歴を削除する方法
楽天TVで視聴デバイス履歴を削除するには、パソコンかスマホのWeb版の楽天TVへアクセスします。
「マイページ」>「会員メニュー」>「視聴デバイス一覧」と進んでいきます。
すると視聴したデバイスの履歴が表示されるので、履歴を消したデバイスの「アクティベーション解除」を選択します。
これでデバイスの履歴を削除することができるので、5台以下になるように調整していきましょう。
楽天TVは家族や友人とアカウント共有できる?
次に複数人でサービスを利用するアカウント共有ですが、楽天TVはアカウント共有はできません。規約にもはっきりと書かれており、違反するとアカウントの停止などの処分が行われます。
楽天TVの利用規約による見解
実際に楽天の利用規約を見てみましょう。
第10条(禁止事項)
(10)他人のIDやパスワードを利用すること。第11条 (地位譲渡等の禁止)
2.本サービスは、利用者本人のみが利用できます。よって、利用者は、自己のIDとパスワードを教えるなどして、第三者に本サービスを利用させてはいけません。第16条(違反)
利用者が本規約等に違反した場合、当社は当該違反の是正を利用者に求めるとともに、損害賠償の請求、本サービスの提供停止、その他当社が必要と考える一切の措置を講じることができます。
まとめると、他人のIDを利用して楽天TVを使っても、他人に自分のIDを使わせるのもNG。
もし違反した場合には、アカウント停止、損害賠償の請求などの措置を行います、とのことです。
リスクが非常に大きい上、利用規約にも禁止であることが明確に記載されているので絶対におこなっていはいけません。
まとめ:楽天TVは完全個人向けのサービス
利用規約に書かれているように楽天TVは利用者個人に限定されたサービスです。利用できるデバイス数は5台まで利用できますが、複数端末での同時視聴には対応していません。
また、利用デバイスが5台を超えた場合には視聴デバイス履歴から使わない端末をアクティベーション解除する必要があります。
1人で使っていれば5台を超えるケースはあまりないと思いますが、6台目になると「視聴デバイス履歴を削除してください」という表示がでます。視聴デバイス履歴の削除は、パソコンかスマホのWebブラウザからしかできません。
アプリなどからはできないので注意しましょう。
楽天TVはアカウント共有ができないので、家族などで一緒に使いたいのなら他のVODを検討した方が良いでしょう。FODやU-NEXTの場合には複数人での利用ができます。