檜垣さん、マッチングアプリって何個も同時に使っても良いんですか?
基本的には問題ないよ。ただ、途中で恋人ができた場合にはマッチングアプリを退会するのが普通かな。
婚活向けのアプリだと利用規約に「恋人がいない」とか条件がありますもんね。
ただ、恋人ができるまでは、複数の異性とデートをしても、いくつかのアプリを併用しても大丈夫だよ。
むしろ、すぐに恋人を作りたい、理想に近い人と出会いたいなら複数のマッチングサービスを掛け持ちする方が良いよ。
マッチングアプリを複数掛け持ちしても大丈夫?
マッチングアプリは複数のサービスを併用しても問題ありません。
アプリによって登録している人の属性(年齢層や職業、目的など)が違うので自分にぴったりのものを探すためにも、いくつか使ってみるのもおすすめです。
この記事では、複数のマッチングアプリを併用することのメリット、どのアプリを掛け持ちすれば良いのか、掛け持ちする場合の注意点について説明していきます。
また、マッチングアプリで知り合った複数の人と同時進行でやりとり進めていく場合の注意点についても説明していきます。
マッチングアプリを複数掛け持ちするメリット
「マッチングアプリって本当に出会えるの?」と思っている方も、「マッチングアプリ使っているんだけど出会えない」と感じている方もいると思います。
確かにマッチングアプリを使えばすぐに恋人ができるとは限りません。
通常の恋人ができるまでのプロセスは、①気になる異性ができる、②アプローチする/される、③仲を深める、④告白する/される、⑤恋人になるという流れで進みます。
マッチングアプリを使うことのメリットは、主に①と②の数が増えることです。
③以降は、まめに連絡をしたり、デートを繰り返したりして徐々に進めていくしかありませんし、相手を楽しませようとする努力も必要になるのです。
ただ、本来なら相手に脈がないな感じたり、告白が失敗した場合には①からやり直しになるのが普通です。
しかし、マッチングアプリを使っていれば気になる複数の異性に対して①や②を同時に進めていくことができるのです。
もう少し詳しく、複数アプリを併用するメリットについて説明していきます。
複数掛け持ちすれば出会える女性/男性が増える
マッチングアプリと言っても、婚活、恋活、友達作りなどの目的によって会員数が変わっていきます。
基本的には、婚活向けのアプリは会員数は減り、恋活、友達作りの方が会員数は増えます。
真剣度が高い方が会員数は減るということです。
また、会員数が100万人もいれば十分と考えがちですが、その100万人がアクティブに活動しているとは限りません。
恋人ができたのに退会し忘れている人、登録だけしてほぼログインしていない人などもいるので、実際に出会える人で考えると数は減ります。
自分の目的にあったアプリを選ぶことも重要ですが、最初のうちはできるだけ多くの異性マッチングすることが重要です。
初めてマッチングした相手が理想の相手なんて確率は低いですし、相手が自分のことを理想の人と思ってくれる保証もありません。
まずは多くの人とマッチングして、その中から恋人候補を厳選していくようなイメージです。
マッチング数を増やす上で重要なのが受け身にならずに、自分から「いいね」などを送ることです。
アプリによって無料で付与される月間いいね数が違うので、複数のアプリを併用すれば会員数もいいね数もぐっと増えるのです。
様々な属性の人と出会える可能性が広がる
マッチングサービスによって登録している人の属性に特徴がでます。
主に違いが出るのが、年齢層、年収、目的の3つです。
例えば、恋活や友達作りをメインの目的にしたマッチングアプリでは年齢層は20代から30代が中心になります。
若い世代が多いと、基本的には年収は下がり、雇用形態もパート/アルバイトの人も増えます。
また、最近の特徴としてはFacebookのアカウントを使ってログインするタイプのマッチングアプリが増えています。
この場合、登録するのはFacebookをやっている人だけなので、ユーザー層が近くなります。
似たアプリではなく、あえてユーザー層が被らないマッチングアプリを選ぶことで、いろいろな属性の人と出会える確率が上がるのです。
地方でも多くの会員と出会うことができる
マッチングアプリのメリットは、今の環境に関係なく多くの異性と出会えることです。
例えば、今の職場だけで恋人を探そうと思うとかなり候補が限られますよね。
その中に運命の相手がいれば良いのですが、無理やりタイプでない人と付き合っても上手くはいかないでしょう。
マッチングアプリなら、出会いの範囲を広げられるのですが、1つの問題は地方では会員数があまり多くないということです。
ユーザーはどうしても人口に比例して都市圏が多くなるので、累計ユーザー登録数◯◯万人であっても、住んでいる地域を条件に入れればかなり人数が減る可能性があるのです。
試しにあるマッチングサイトで、20代〜40代の女性、大卒以上の条件で東京、大阪、鳥取の3つの都道府県でプロフィール検索をしてみると
- 東京都:11,996人
- 鳥取県:77人
- 大阪:3,967人
という検索結果になりました。
人が少ない分ライバルの人数も減るとは言っても、かなりの差が出ていますね。
サクラや業者と言われるようなユーザーはおそらく「東京都」でプロフィールを作っている可能性が高いので、一概にこの開きが性格とは言えないものの地方では複数アプリを使って出会える人数を増やしたほうが良いでしょう。
マッチングアプリを掛け持ちするデメリットと注意点
マッチングアプリを掛け持ちするのにはデメリットもあります。
それは、プロフィール登録や異性とのやりとりに時間がかかり、多少面倒なことです。
どんな人がいるのか検索してみる、いくつかのアプリを比較したいだけならプロフィールは最低限埋めるだけで良いでしょう。
ただ、しっかりと全部のアプリで恋活、婚活をしようと思うとプロフィールを埋める、いいねやメッセージを返信するだけでも時間がかかります。
女性の場合には無料の恋活アプリ、婚活アプリも多いので費用面でのデメリットは少ないものの、男性からアプローチされることが多いため多少の手間は覚悟しておきましょう。
面倒であれば、1つのアプリだけプロフィールをしっかりと作り、他のアプリはコピペしても良いと思います。
また、掛け持ちする際の注意点としては、有料会員になるアプリ、メインで使うアプリは1つ、多くても2つに厳選することです。
マッチングアプリを併用する場合も有料会員になるのは1つ!
複数のマッチングアプリを使うのは、あくまでも出会える会員数を増やす、どのマッチングアプリで恋活・婚活すべきかを見極めるためです。
男性の場合には女性とのメッセージ交換をするには有料会員になる必要があるので、いくつも有料会員になっていてはかなりの費用がかかってしまいます。
無料会員でもプロフィール検索やいいねはできるので、自分の好みの女性が多そうなアプリが分かった、好みの相手とマッチングした段階で1つのアプリに絞り有料会員になることをおすすめします。
その場合も他のアプリを退会する必要はないので、もし今の相手と上手くいかなかった、他のアプリで好みの女性とマッチングした段階でアプリの乗り換えを考えればOKです。
また、アプリによって無料で使える機能に違いがあるので、どこまでが無料でどこからが有料かも事前に把握しておきましょう。
基本的には月額制のアプリが多く、いつの間にか料金がかかっていたなんてことはないので、その点は安心して利用できます。
女性の場合の掛け持ちの注意点
婚活向けのマッチングアプリでは、女性も男性と同じ料金システムのものが多いです。
性別に関係なく費用を払っているほうが、お互いに婚活に対して真剣なため結婚にいたる確率は高くなりそうです。
この場合には、女性も男性と同様に有料会員を検討するアプリは1つにしましょう。
掛け持ちにおすすめなマッチングアプリ
掛け持ちする場合には、アプリの選び方にポイントがあります。
やみくもに登録するアプリだけを増やしても、手間がかかるだけなのです。
マッチングアプリを使う目的別に掛け持ちするのにおすすめなアプリを厳選しました。
しっかりと婚活したい人におすすめな掛け持ちマッチングアプリ
ただのボーイフレンド、ガールフレンドではなくしっかりと結婚を考えることができる異性を見つけるのであれば、次の2つのアプリを選びましょう。
①会員数が多いマッチングアプリ
②婚活に特化したマッチングアプリ
会員数が多いマッチングアプリは、女性無料のものが多く、どちらかというと恋活向けなのですが、人が多い分自分の理想の条件を満たしている人がいる可能性が上がります。
相手に結婚願望があるかを見極めることができれば、100万人を超えるような会員数はかなりのメリットになります。
おすすめは、ペアーズやマッチドットコムなどです。
また、会員数は減るもののより婚活に特化したアプリであれば、真面目に結婚相手を探している会員と出会いやすくなります。
おすすめはユーブライドやゼクシィ縁結びです。
ユーブライドは、任意ですが独身証明書や資格証明書(医師や弁護士の資格証明)の提出もできるので、プロフィールの信頼性はかなり高いです。
結婚するなら知っておきたい条件も検索項目に含まれているので、婚活をするなら登録すべきマッチングアプリです。
まずは恋人を探したい人におすすめな掛け持ちマッチングアプリ
婚活とまではいかないけど、まずは恋活で恋人を作りたいなら次の組み合わせがおすすめです。
①年齢層が20代中心のマッチングアプリ
②エンターテイメント要素が強いアプリ
年齢層が30代、40代になるとどうしても結婚を意識したユーザーが増えます。
恋人を作るなら20代の会員が多いアプリのほうがスムーズに恋活できるのです。
おすすめは、ペアーズやゼクシィ縁結びです。
また、最近では恋愛価値観診断や人気会員投票などのエンターテイメント要素が強いアプリも増えています。
特に恋愛価値観診断は恋人を探したいけど、どんな人が自分に合うのか迷っている人におすすめです。
心理学を利用して自分と相性の良い異性を紹介してくれる機能もあるので、恋人が欲しいけど積極的にアプローチできない方でも使いやすいのが特徴です。
ゼクシィ縁結びやwith(ウィズ)は、価値観診断をマッチングに取り入れています。
マッチングアプリでデートやメールを同時進行する場合の注意点
恋人ができる前であれば、マッチングアプリで出会った複数の異性とやりとりを並行して行っても問題ありません。
いわゆるキープされている/している状態なので、この関係性から恋人に発展したタイミングで断りの連絡をする、退会するなどすればOKです。
ただ、規約上は問題なくても自分が恋人の候補の1人でしかないと分かったらショックですよね。
そのため、できるだけ相手には複数の候補がいることはバレないようにしたほうが良いでしょう。
バレたタイミングで相手の熱が冷めるなんてこともあるのです。
また、複数のアプリを使っていると相手に知れれば、恋人を作りではなく、ただ遊び相手を探しているのでは誤解される危険性もあります。
マッチングアプリ掛け持ちするときは写真は変える?
マッチングアプリでは本名ではなく、イニシャルやニックネームを使うので他のアプリで偶然同じ人を見つけても本人とは分からない可能性もあります。
ただ、イニシャル、ニックネームが同じ、プロフィールに共通点が多い、プロフィール写真が同じであれば複数のアプリを掛け持ちしていることはバレます。
相手に気づかれるということは、相手も掛け持ちしているので気にする必要はないのですが、真面目に恋人を作るのであれば相手に対して正直になる、嘘をつかないことが大切です。
自分から掛け持ちしている、複数の異性とデートやメールのやりとりをしていることをいう必要はありませんが、もし相手に聞かれたらごまかさずに答えた方が良いでしょう。
マッチングアプリを複数掛け持ちすることのまとめ
運命の相手と出会える確率というのは高くありません。
また、実際に会ってみたらイメージと違うなんてことも多いので、まずは多くの候補とマッチングすることが重要なのです。
1つのアプリでは会員数も少ない上に、自分の理想とする条件を満たす会員がいる保証もありません。
マッチングアプリによって、年齢層や職業などに差があるので、まずはいくつかのアプリを使って自分にぴったりくるもの、良い相手とマッチングしたものを見つけましょう。
女性の場合は無料で使えるものも多いので、費用面でのデメリットはほぼありません。
男性の場合には、これ!と思えるアプリが見つかったタイミングで有料会員を検討すると良いでしょう。
男女ともに会員登録やお相手のプロフィール検索は無料会員のままでもできるので、まずは登録してどんな異性がいるのかを見てみましょう。