iTunesにCDを取り込んだり、曲をダウンロードしたりしている方も多いと思いますが、スマートプレイリストという機能を使うと自分の思い通りにプレイリストを自動生成してくれます。
例えば、「iTunesでの再生回数が多い順にトップ100を聴きたい!」なんてこともカンタンにできるのです。
今回は、再生回数などを条件に、トップ◯◯でプレイリストを作成する方法を紹介していきます。
iTunesは初期設定だと「トップ25」が表示
パソコンなどでiTunesを起動すると、初期設定の状態でも「トップ25」のスマートプレイリストが表示されているはずです。
ちなみに、スマートプレイリストとは手動ではなく、指定の条件で自動生成されるようなプレイリストを指します。
PCアプリでは、通常のプレイリストとはアイコンが異なるので、確認してみるとトップ25以外にもいくつかスマートプレイリストがあるのが分かるはずです。
このデフォルトのトップ25を開いても「ルールを編集」という部分をクリックすることで、曲の選択条件を変更することはできます。
ですが、今回は新たに自分でルールを指定したスマートプレイリストを追加していきましょう。
iTunesの再生回数が多い順でプレイリストを作成する手順
よく聴く曲を自動的にピックアップしたプレイリストを作成する手順は次の通りです。
- スマートプレイリストを追加する
- 条件を指定する
すごい、シンプルな手順(笑)
少し面倒なのは条件を指定する部分ですが、慣れてしまえばカンタンだと思います。
どうしても条件の設定が面倒という方は、完全に手動でプレイリストを作成することも可能です。
まず、【ファイル】>【新規】>【プレイリスト】を選択します。(Macでのショートカット:コマンド+N)
その後、iTunesの曲を選択し、【再生回数】を降順で並び替えてください。
そうすると、再生回数が多い順で曲の表示がされるため、次に上から任意の曲数を範囲選択します。
最後にすべてドラッグしたまま、プレイリストへドロップすれば指定した曲の追加が完了!
ただ、これではあんまり上手い方法ではありませんよね。
スマートプレイリストの作成方法を覚えて、自由にトップ◯◯のプレイリストを作れるようになりましょう。
スマートプレイリストを新規作成する
スマートプレイリストを新規作成するには【ファイル】>【新規】>【スマートプレイリスト】を選択します。
Macだとオプション+コマンド+Nがショートカットです。
スマートプレイリストを作成すると、曲の抽出条件を設定する画面が表示されます。
トップ◯◯を抽出する条件設定をする
条件設定の画面が表示されたら、好きなようにカスタマイズをしていきましょう。
よく聴く順番で曲を抽出したい場合、次のように設定してください。
①【再生】が【1】回より【多い】
②上限:【◯◯】項目
③選択方法:【再生頻度の最も高い項目】
この上限を好きな数字に指定すれば、トップ◯◯のプレイリストが作成できます。
ライブアップデート機能をオンにして曲を自動更新する
スマートプレイリストには「ライブアップデート」という機能があります。
ライブアップデートの機能をオンにしておくと、自動的に曲を更新することが可能です。
例えば、新しく追加した曲の再生回数が増えてきた場合、自動的にプレイリストの内容を変更してくれます。
この機能が使えるのは、手動で作成したプレイリストと大きく異なる点です。
通常のプレイリストだと、定期的に自分で曲を変更しないといけません。
常に指定した条件にしたがってプレイリストの内容を変えてくれるので、特別な理由がない方はライブアップデートにもチェックを入れておきましょう。
スマートプレイリストの条件は複数指定する方法
トップ◯◯のリストを作るためには、上記の方法でスマートプレイリストを作成すればOKです。
ただ、より細かなルールでスマートプレイリストを作成するためには、条件を追加していくと良いでしょう。
複数の条件を追加することで、より好みに近いプレイリストを自動で作成することができます。
例えば、先ほどのルールに次のような条件も加えてみてください。
【メディアの種類】が【ミュージック】【である】
これでiTunesに取り込まれているミュージックビデオなどをプレイリストから除外することができます。
他にも様々な条件を追加できるので、色々と試してみても面白いと思います。
iTunesのお気に入りのトップ◯◯のプレイリストを作ろう!
今回はトップ◯◯のように、曲の再生数順でスマートプレイリストを作成する方法を紹介しました。
はじめは少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくればすぐに設定ができると思います。
再生数が多い順番だけでなく、様々な条件を追加できるので色々と試してみてください。