エゴブースター、エゴブーストと言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
マッチングアプリを利用していてもなかなか良い相手とデートまで進まないという場合には、エゴブースト目的のユーザーが多いからかもしれません。
マッチングアプリといっても、サービスによって婚活、恋活、遊びなど様々な目的のユーザーが登録しているので、自分の目的にあったアプリを選ぶ必要があるのです。
エゴブースター(エゴブースト)とは何?
エゴブースト(ego boost)とは、「自尊心を高める」、「承認欲求を高める」という意味です。
エゴブースター(ego booster)は、「自分の承認欲求を高めるためのもの」ということができるしょう。
つまり、マッチングアプリを利用していれば、普段出会うことがない人数から「いいね」や「好きかも」といったラブコールをもらうことができますよね。
すると「私ってモテるんだ」、「俺はまだまだいける」といった自己承認欲求が満たされるというわけです。
マッチングアプリを利用する目的はエゴブーストが多い?
DineというマッチングアプリのCEOである上條景介氏がグロースハックに関するイベント内で、米国のマッチングアプリ市場について説明し、Tinder(ティンダー)ユーザーの利用目的のデータを紹介しています。
資料(「次はサードウェーブデーティングがくる」Dineの戦略から見る米国のマッチングアプリ事情)によると、
- エンターテイメント・・・34.3%
- カジュアルデート・・・15.8%
- エゴブースト・・・13.7%
- 恋人、結婚相手探し・・・9.9%
の順番となっており、1位のエンターテイメントと3位のエゴブーストの割合を足せば、ほぼ半数が積極的には婚活、恋活をしているわけではないことがわかります。
エンターテイメントとは、実際に会ってデートをしたいわけではなく、どんなユーザーがいるのか写真やプロフィールを見て楽しむことです。
一方で、真剣に恋人、結婚相手を探しているユーザーは9.9%なので、このデータによればTinderで真剣に婚活をするのは簡単ではないことがわかります。
マッチングアプリの利用目的はアプリや年齢によっても違う
ただ、すべてのマッチングアプリで同じような結果になるようなわけではありません。
Tinderは、婚活・恋活ではなくカジュアルデートよりのアプリだと言えます。
また、このアンケートはマッチングアプリを使っている3,500人の学生を対象に行ったものであるので、年齢層が上がれば恋活・婚活目的のユーザーが増えていくことが予想できます。
ユーザー側としては、目的や年齢に応じて利用するアプリ、サービスを選ぶことが重要になります。
エゴブースト目的のユーザーとは出会えない?
恋活・婚活よりもカジュアルなTinderなどのマッチングアプリでは、どうしてもエゴブースト、エンターテイメント目的のユーザーが増える傾向があります。
ただ、これらのユーザーと全く出会えない、お付き合いまで発展しないかといえば、そうではありません。
例えば、「友達以上恋人未満のような存在がいるけどもっと良い人がいるなら付き合いたい」、「恋人と上手くいっていないので次の相手を見つけたい」というユーザーもいるでしょう。
しかし、本気で恋人を探しているわけではないので、関係性が発展する確率は他のユーザーよりも低くなると考えられます。
エゴブースト目的が少ないアプリを選ぶポイント
真剣に恋活・婚活しているユーザーを見つけるには、アプリの選び方が重要になります。
エゴブーストやエンターテイメント目的のユーザーは、割合的には多くなるので、そこを避けると会員数自体は減る可能性はあります。
ただ、関係性が発展しにくいユーザーが多いよりも、効率よくマッチングできる可能性は高くなるでしょう。
アプリ選びのポイントとしては、男女ともに有料会員になることができるかがポイントです。
言うまでもなく、お金を払っても利用したいユーザーと、お金は払いたくないユーザーでは婚活・恋活への温度感は違いますよね。
女性無料のマッチングアプリは、女性会員数が増えるため、それに応じて男性会員数も増えやすいのですが、男女での温度感の違いが生まれやすいとも言えます。
真剣なユーザーが多いマッチングアプリ
エゴブーストやエンターテイメント目的のユーザーが少なく、真面目な婚活・恋活ユーザーを探すのであれば次の2つのアプリがおすすめです。
- ユーブライド
- ゼクシィ縁結び
どちらも、男女ともに有料会員にならないとメッセージの交換などができません。
その分、真剣なユーザーが多く、婚活向きのマッチングアプリと言えます。
ユーブライドは、有料会員になることで、他の会員が無料会員か有料会員かをチェックできるようになるので、真剣に恋人を探しているユーザーへアプローチしやすくなります。