スマホでVODを使う時に気になるのが通信量。
動画を見るとたくさんのパケットを使うので、毎月のギガ数、1日のギガ数に制限がある場合には動画の見過ぎに注意しましょう。
契約プランのギガ数を超えると通信料が上がったり、次の月まで速度制限がかかったりと良いことはありません。
この記事では、FODで映画、ドラマを一本見るとどのくらいの通信料を使うのか、パケットを節約するコツを紹介していきます!
Contents
FODは画質によって通信量が変わる?
FODだけでなく、動画を再生する場合には画質によって通信料が変わります。パソコンかスマホかによっても違うのですが、パソコンだとあまり通信料を気にすることはないと思うので、スマホ回線でFODを見ることを想定して話を進めていきます。
まず、FODは次の2つの画質を自由に選択できます。
- 高画質(自動選択)
- 軽量版
初期設定だと高画質(自動選択)になっており、通信環境に合わせて自動的に画質の調整をしてくれるのです。
FODの画質ごとの通信量の違い
FODの画質ごとの通信量ですが、次のようになっています。
【FOD:動画再生1時間あたりの通信量表】
画質レベル | 通信量 |
高画質 | 約400MB |
軽量版 | 約150MB |
FODで動画を何本見ると通信制限がかかる?
1GBは1,000MBなので、400MBが0.4GBとなります。毎月何ギガまで利用できるかはプランによって違うのですが、私の場合には基本的には3GBまでが高速通信でネットを使えます。
動画の再生だけを考えると、高画質で見ると7時間〜8時間くらいで上限を超えます。これは、1時間ドラマなら7、8本、2時間の映画なら3、4本ということになるのです。
7GBの契約であれば、高画質だと1時間ドラマ17、18本、2時間映画8、9本と言ったところになります。
実際には、動画の再生以外にも通信をすること、通信量は一定ではないことなどの条件があるためあくまでも目安の数字です。
FODで通信量を節約するコツ
FODで通信量を節約するには、画質を落として通信量を減らすか、できるだけWi-Fiにつないでスマホの回線で動画を再生しないようにする必要があります。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
画質を軽量版に落とす
通信量は、画質が上がれば上がるほど増えていきます。そのため、あえて「軽量版」にしておくことで同じ時間だけ見ても通信量を少なくすることができます。
【高画質と軽量版の比較表】
画質レベル | 通信量 |
高画質 | 約400MB |
軽量版 | 約150MB |
また、電波な状態が悪い時に通信を行うと余計にパケットを消費します。電波が不安定な場所にいる時はFODなどのアプリを含めて、通信をしないようにしておくと良いでしょう。
Wi-Fiにつないでスマホの回線を利用しない
カフェなどでは無料でWi-Fiが使える場所が増えています。パスワードを教えてもらえば誰でも利用ができるので、外でFODを見る時は無料Wi-Fiが使えないかを調べて見ましょう。
ただ、多くの人がWi-Fiにつないでいると通信速度は遅くなります。自分の通信量はかからなくても、軽量版にしておいた方が再生が止まらずにスムーズに見られると思います。
FODは動画をダウンロードしてオフラインで視聴できる?
VODの中には、作品をスマホにダウンロードしておく機能があるサービスもあります。家のWi-Fiを使ってスマホに保存しておくと、外出先にネット環境がなくても動画の再生ができるのです。
しかし、今の所FODはこのダウンロード機能(オフライン再生)には対応していません。
まとめ:FODの画質別の通信量と速度制限を回避するポイント
FODには高画質(自動選択)と軽量版の2種類の画質があります。
高画質の場合には1時間あたり最大で400MB、軽量版の場合には1時間あたり最大で150MBの通信量がかかります。高画質で動画を再生すると2時間30分で1GBということになります。
ギガ数の少ないプランで契約していると、Wi-Fiを使わないで動画を再生するのは難しいでしょう。それでも外出先で動画を見たいのであれば、設定から画質を軽量版に落としておきましょう。
高画質と軽量版では最大で250MBも通信量が違うので、パケットの節約になるのです。無料のWi-FiスポットやポケットWi-Fiを使ってスマホ回線を使用しないという方法もありますが、速度や料金の面からあまりおすすめはしません。
移動中に動画を見る機会が多いのであれば、事前に作品をスマホにダウンロードしておけるオフライン再生に対応したVODに乗り換える方が良いでしょう。
初回登録なら無料で使えるVODも多いので、まずは試して見て気に入ったら乗り換えをするとスムーズです。