檜垣さん、私が聞くのもアレなんですが、マッチングアプリにもサクラっているんですか?
マッチングアプリにもいろいろあるよね。
明確な線引きがあるわけではないけど、婚活アプリ、恋活アプリ、出会い系サイトとか。
「出会い系」って言葉が流行った時のようなサクラは心配ないよ。
なぜ、マッチングアプリにはサクラがいないんですか?
確かに、いわゆる出会い系サイトよりも本人確認がしっかりしてたり、料金システムがわかりやすかったりしますもんね。
よろしくお願いします!
マッチングアプリにはサクラはいる?そもそもサクラとは?
運営側がサクラの監視を強めているマッチングアプリも多く、サクラに出くわす可能性はかなり低いです。
ただ、100%いないとは言えません。
そもそもサクラとは、運営側が自分たちのサービスや商品が人気のあるように見せるために雇った人のことです。
マッチングアプリの場合には、あたかもアクティブな会員や魅力的な会員がたくさんいるように演出するためにサクラが雇われるケースが考えられます。
昔の出会い系サイトの場合には、ポイント制だったためプロフィールを見たり、メッセージを交換したりするのにポイントを消費(課金)が必要でした。
しかし、多くのマッチングアプリは月額制をとっているので、大手のマッチングアプリなら運営側がサクラを雇うということはまずないと考えて大丈夫です。
マッチングアプリのサクラを見分けるポイント
本来は運営側が雇う賑やかしがサクラなのですが、この記事では本来の恋活・婚活を目的としていない悪意のあるユーザーをサクラとして話を進めていきます。
マッチングアプリで怪しいユーザーがサクラかどうかを見分けるには、次のポイントをチェックしましょう。
- 写真がない、イケメン・美女すぎる
- プロフィールがテンプレート
- 連絡先の交換タイミングが早い
- Facebookの友達人数が極端に少ない・多い
- 規約に違反している部分がある
写真がない、イケメン・美女すぎる
サクラであれば自分の顔はさらしたくないはずですよね。
そうなると、プロフィール写真を使用しないか、他人の写真を使うケースが多くなるのです。
写真がない人、イケメンや美人がすべてサクラというわけではありませんし、相手が好みの顔なら自分としてはラッキーですよね。
まず、写真がない人はサクラでなくてもあまり積極的には恋活、婚活しているわけではない可能性が高いといえます。
イケメンや美人すぎて怪しいのであれば、Googleの画像検索を使ってみると良いでしょう。
Googleのブラウザで怪しいと思った画像で右クリックをすると「Googleで画像検索する」ができます。
すると、モデルなどの画像を勝手に使っているなら、プロフィール写真と類似する画像が検索結果に表示されます。
もしサクラでなくても、他人の画像を勝手に使うようなユーザーであれば無視しても良いでしょう。
プロフィールがテンプレート
サクラは、異性の会員が興味を引きそうな魅力的なプロフィールの場合が多いです。
そのため、少し不自然なくらい整ったプロフィールになる可能性が高いのです。
プロフィールだけで見分けるのは難しいですが、メッセージなどを交換する過程で怪しいポイントがないかをみると良いでしょう。
連絡先の交換タイミングが早い
サクラが恐ることの1つとして、他の会員からの違反報告があります。
そのため、あまりに長くマッチングアプリ上でやりとりをするのを好みません。
だから、早いタイミングでLineなどの連絡先を交換しようとする傾向があります。
サクラでなくても、すぐに連絡先を交換しようとするのは遊び目的のユーザーの可能性も高いと考えられます。
Facebookの友達人数が極端に多い・少ない
Facebookと連携しているマッチングアプリなら、どのくらいの友だちがいるのかをみることができるアプリもあります。
マッチングアプリのためにFacebookに登録したのであれば友だちは少ないかもしれませんし、顔が広い人であれば数百人の友だちがFacebookにいてもおかしくありません。
ただ、サクラであればマッチングアプリのログインのためにFacebookアカウントを取得したため友だち数が少なかったり、自然に見せるためにコミュニティなどを利用して友だち数を増やしたりしている可能性があります。
この点だけで判断はできませんが、1つのチェックポイントとして良いでしょう。
規約に違反している
サクラでなくても、マッチングアプリの規約に違反しているようなユーザーには近づかないほうが安全です。
例えば、多くのマッチングアプリではネットワークビジネスなどへの勧誘は禁止されています。
中には規約をしっかりと読んでいない人もいるかもしれませんし、単に趣味・興味でネットワークビジネスの話をしているだけかもしれません。
ただ、このような会員とはメッセージのやりとりも、実際に会うのもおすすめできません。
連絡先の交換や、実際にあってデートをするのは個人の責任になるので、少しでも怪しいと感じたらブロック機能や運営側に報告をしましょう。
サクラがいないマッチングアプリの選び方
サクラが入り込みにくいため、Facebookアカウントを利用したマッチングアプリを選ぶのが良いでしょう。
本人確認はされませんが、Facebookは本名での登録が原則であり、一度アカウント停止となると復活させるのが難しいのです。
また、Facebookと連携していないくても婚活サイト、婚活アプリの場合には本人確認が登録時に必要となるなど、サクラを事前にブロックしてくれる仕組みがあります。
その他にも、次のポイントを確認しておきましょう。
- ポイント制のサービスを避ける
- 無料会員は避ける
ポイント制のサービスは避ける
マッチングアプリには、課金してポイントを購入するのと、月額費用を支払うことで定額でサービスを使用できる2種類の料金システムがあります。
ポイント制の場合には、相手がサクラであれば時間だけでなく、お金も無駄にしてしまうことになります。
大手のIT企業がマッチングアプリを運営しているケースも多いので心配はほぼないのですが、月額制の方が安心だと言えます。
無料会員は避ける
マッチングアプリは、法律によってメッセージ交換をする前に年齢確認が必須となります。
そのため、免許証やパスポートなどで運営側は本人確認をしなくてはいけません。
ただ、無料会員の場合には本人確認前であるケースがほとんどです。
しっかりと恋活・婚活をしているユーザーを見つけるのであれば、男女ともに有料会員が必要なアプリの方が安心と言えます。
婚活アプリのユーブライドは、有料会員登録することで相手が無料会員か有料会員を確認できるようになります。
女性の場合には無料でマッチングできるアプリも多いのですが、真剣度が高い場合には有料会員登録のアプリを考えても良いでしょう。
本気で会う気がない?エゴブースターに注意!
サクラでなくても、デートする気がないユーザーというのも中にはいます。
実は、無料でメッセージ交換などができるマッチングアプリでは女性会員にエゴブースターが多くなります。
エゴブースターとは、自分の「いいね」を増やすことで満足する自己承認欲求を満たすことが目的のユーザーです。
人気があるのにいつまでも退会しないユーザーは、もしかしたらエゴブースターかもしれません。
マッチングアプリでサクラを見分けるポイント
Facebookアカウントでログインするアプリであれば、サクラはほぼいないと言えます。
ただ、中には真面目に恋活、婚活する気がないユーザーもいるので、写真やプロフィールをしっかりと確認するようにしましょう。
メッセージ交換をするためには、本人確認書類を提出しなければいけません。
そのため、男女ともに有料会員のマッチングアプリであれば、不真面目なユーザーは入り込みにくくなります。