檜垣さん、ワタシもマッチングアプリを使いたいのですが、登録にFacebookのアカウントが必要なものが多くて困っています。
ワタシみたいなAIがFacebookのアカウント作ったらまずいですよね？
そうだね。
Facebookで企業のチャットボットは実装されているけど、AIが自分のアカウントを取るのはまずいかもね。
じゃあ、ワタシはマッチングアプリが使えないから、一生独りということですか？
確かにマッチングアプリはFacebookのアカウントを使用するものが多いけど、FacebookなしでOKのアプリもあるよ。
そうなんですね！
もっと詳しく教えてください！
Facebookなしで登録できるマッチングアプリ一覧
Facebook不要で使えるマッチングアプリと一口にいってもたくさん種類があります。
恋活よりのマッチングアプリから、より結婚を意識した婚活アプリまで様々です。
安心の大手に限定すれば、有名なのが次の5つ。
- ユーブライド
- ゼクシィ縁結び
- マッチドットコム
- タップル
- ペアーズ
Facebookなしで使えるおすすめのマッチングアプリ
Facebook不要で登録できるマッチングアプリの中でももっともおすすめなのは、ユーブライドです。
運営元がmixiという安心感もある上に、ブライド（bride：花嫁）の名前の通り、結婚を意識した真面目なユーザーが多く集まっているのが特徴です。
マッチングアプリは、女性が料金的に優遇されているアプリが多いのですが、ユーブライドは男女ともに登録は無料で、有料会員にアップグレードすることでより多くの機能を使うことができます。
さらに登録はできてもメッセージ交換するには有料会員にならなくてはいけないアプリが多い中、ユーブライドは相手が有料会員ならメッセージへの返信ができる点も大きなメリットと言えます。
マッチングアプリのFacebook連携での3つの分類
マッチングアプリをFacebookとの連携の観点から分類すると、次の3つに分けることができます。
- フェイスブックのアカウントが登録に必須のもの
- フェイスブックのアカウントでも登録できるもの
- フェイスブックアカウントでのログインができないもの
アプリのログインにFacebookのアカウントが必須の場合には、Facebookをやっていないと利用できません。
どうしても利用したいなら先にFacebookの登録を行わなければなりません。
また、中にはFacebookのアカウント、メールアドレスのどちらでも登録ができるマッチングアプリがあります。
その場合には、Facebookなしでも使えますが、SNS上の友だちを事前にブロックしてくれるなどの機能は使えません。
そして、最後がFacebookでのログインが一切できないタイプのマッチングアプリです。
Facebookのアカウントは不要ですが、携帯電話の番号やメールアドレスなどが必要になります。
この記事で紹介する5つのマッチングアプリで言えば、マッチドットコムはメールアドレスでのみ登録可能、その他の4つはメールアドレスでも、Facebookアカウントでも登録できます。
さらに、タップルはサイバーエージェントが運営しているためアメーバのアカウントでもログイン可能できます。
それでは、それぞれのマッチングアプリの特徴を詳しく見ていきましょう。
ユーブライド（youbride）
ユーブライドは、マッチングアプリの中でも婚活を意識した人向けのアプリです。
ほとんどのマッチングアプリは、有料会員にならないとメッセージの交換ができません。
しかし、ユーブライドは有料会員からメッセージが届いた場合には無料会員でも返信ができます。
そのため、無料会員でもマッチングすることは可能ですが、自分からアプローチしたい場合には有料会員になる必要があります。
ゼクシィ縁結び
ブライダル情報誌のゼクシィが運営するゼクシィ縁結びは、マッチングアプリが初めての方におすすめのアプリです。
マッチングアプリと言えども、どのようにアプローチすれば良いか、どのようにデートに誘えばいいかは難しい問題ですよね。
ゼクシィ縁結びは、登録時に自分の恋愛価値観に関する18の質問に回答します。
その回答結果から、毎日4人価値観の合う異性を紹介してくれる機能があるので、どのように恋人候補を探せば良いのか分からないという方にも安心です。
もちろん、自分で条件を入力して異性を検索することもできます。
さらに、マッチングした後もデートの日時や場所を調整してくれるコンシェルジュサービスがあるため、異性に対して奥手の方、初めてのマッチングアプリでどのように恋活・婚活を進めれば良いか分からない方におすすめと言えます。
タップル誕生
タップルは、マッチングまでの流れがシンプルな3ステップで構成されています。
まずは、カテゴリーから自分の趣味や好きなことを選んでいきます。
例えば、旅行好きや音楽が趣味などのカテゴリーを選択すれば、同じ趣味を持つ異性が表示されます。
次に、異性の写真やプロフィールを確認していき、気になる相手を探していきます。
ただし、詳しいプロフィールを見ることができる人数は決まっているので注意が必要で、上限を増やすには追加で「カード」というものを購入しなければいけません。
無料会員でも結構な人数のプロフィールが見れるので、どうしてもという場合だけ考えれば良いでしょう。
プロフィールを見て気になる異性がいたら、「いいかも」を押して自分の好意を伝えます。
相手も「いいかも」を返してくれたらマッチング成立で、メッセージのやりとりができるようになります。
無料会員ができるのは、マッチング成立までなので、メッセージの交換をするには有料会員になる必要があります。
ペアーズ（pairs）
ペアーズは、マッチングアプリの中でも会員数が多い大手と言えます。
以前は、Facebookがなければ登録することができなかったのですが、携帯電話のSMS（ショートメッセージサービス）での登録に対応したため、Facebookなしでも利用できるようになりました。
女性無料というのも会員数が多い理由の1つで、男性の有料会員であっても月額3,000円前後なのでほぼ相場と言えます。
検索機能やコミュニティ機能など基本的なマッチングアプリの便利な機能が網羅されているので、どのアプリにすれば良いか分からない場合にペアーズなら失敗は少ないと言えます。
マッチドットコム（Match.com）
日本での知名度はそこまで高くありませんが、欧米を中心に広く使われているのがマッチドットコムです。
欧米では、結婚・婚約したカップルの12％がインターネット（マッチングアプリなど）で出会っており、そのうちの1/3がマッチドットコムを通して出会っているそうです。
無料会員でもユーザーの検索ができるので、実際に検索してみるとわかるのですが「海外の方もいる！」。
もちろん、日本に住んでいる方なのですが日本に住んでいる外国人のユーザーも結構いるので、その点が他のアプリとの大きな違いになりそうです。
Facebook連携不要のマッチングアプリのメリット・デメリット
Facebookなしで利用できるマッチングアプリには、メリットもデメリットもあります。
まず、メリットはFacebookをやっていない人でもすぐに登録できるということです。
Facebookのアカウントでしかログインできないタイプのマッチングアプリだと、先にFacebookのアカウントを作らなければいけないので結構面倒です。
一方デメリットはというと、Facebookの情報を活用できない点です。
Facebook連携のマッチングアプリなら、Facebook上での知り合いはマッチングアプリでの異性の検索結果からあらかじめ除外するということができます。
そのため、実はFacebookでログインするタイプのマッチングアプリの方が知り合いにはバレにくいのです。
Facebook連携マッチングアプリはバレる？バレない？
Facebookと連携するタイプのマッチングアプリは、Facebookの友達にバレるのではないかと心配している人もいるようですね。
実は、マッチングアプリを利用していて周りにそのことが知られてしまうというケースはほとんどありません。
さらに、アプリの設定を変更したり、利用方法に注意をしたりすればよりバレる可能性は低くなります。
「念には念を」という方のために、登録前から登録後までに押さえておきたいポイントをまとめました。
マッチングアプリの活動状況はFacebookに投稿されない
まず、Facebookのアカウントでマッチングアプリを使っていてもFacebookのフィードなどに投稿されることはありません。
ただ、マッチングアプリの広告に「いいね！」をすれば、「〜さんが〜にいいねと言っています」などが表示される可能性があります。
Facebookで表示される広告に対して「いいね」をしなければ問題ないので、気にする必要はないでしょう。
マッチングアプリの広告に「いいね」をしているからといって、マッチングアプリを利用しているとは限りませんし、間違って「いいね」をしてしまった場合でも再度「いいね」をタップすれば簡単に取り消すことができます。
知り合いとはFacebook上で友だちになっておく
実際には知り合いでもFacebook上では友だちではないということもあります。
Facebook連携のマッチングアプリは、Facebook上の友達を自分の検索結果に出さない、自分を検索結果に表示させないという機能がありますが、あくまでもFacebook上の友だちに限定されます。
あらかじめFacebookの友だちを増やしておけばマッチングアプリで遭遇するリスクはより低くなります。
ただし、Facebookのアカウントでログインできるマッチングアプリの中にも知り合いを除外する機能があるものとないものがあるので注意が必要です。
知り合いを見つけたらブロックしておく
万が一、マッチングアプリで知り合いを見つけてしまったらブロック機能を利用しましょう。
マッチングアプリは趣味が似ている、居住地域が近いなどの共通項目があると恋人候補として検索結果に表示されやすくなります。
同じ大学やサークル、同じ会社などであればそれだけで共通する部分は増えます。
マッチングアプリには「ブロック機能」があるものがほとんどなので、知り合いを見つけたらブロックすることで、その後の検索結果からはお互い非表示になります。
マッチングアプリのプロフィールはすぐに変更
Facebookは原則として実名での登録ですが、基本的にマッチングアプリのプロフィールに実名がそのまま出ることはありません。
イニシャルに変換されたり、自分でニックネームを登録したりするのです。
ただ、何も設定を変更しないとFacebookのプロフィール写真がマッチングアプリでも初期設定として使用されるアプリもあります。
Facebookとマッチングアプリで同じプロフィール写真を使っていれば、バレる原因にもなります。
マッチングアプリ用の別の写真を用意するようにしましょう。
Facebookを登録してもマッチングアプリに登録できないケース
Facebookにこれから登録してマッチングアプリを使おうと思っている場合には注意点があります。
多くのマッチングアプリでは、ただFacebookのアカウントがあればすぐに登録できるわけではないのです。
Facebookは実名での登録が原則とは言えどもアカウントを作るのは簡単で本人確認書類などはいりません。
そのため、マッチングアプリのログインに使用できるアカウントには、Facebookでの友だちが10人以上いることなどの条件があります。
既婚者・恋人がいる場合には登録ができない
また、Facebookの交際ステータスが既婚者であったり、交際中であったりするとマッチングアプリの利用はできません。
すでに恋人・婚約者・結婚相手がいるユーザーが増えるのはマッチングアプリの運営側にとっても、会員にとってもデメリットなので登録自体ができないようになっています。
Facebookなしで使えるマッチングアプリのまとめ
Facebookなしで使えるマッチングアプリにも、①メールアドレス・電話番号でのみ登録できるもの、②Facebookアカウントでも登録できるものがあります。
Facebookをやっていないのであれば①のメールアドレスや電話番号で登録するタイプのアプリを使用するのがスムーズです。
ただ、SNSと連携させることでSNS上の友だちが同じマッチングアプリを利用している場合には検索結果から非表示にするなどができるなどのメリットがFacebook連携タイプのアプリにはあります。
Facebookのアカウントでログインしたからと言って、Facebookのフィードなどに投稿させることはないので、この機会にFacebookに登録するのも良いでしょう。
また、結婚を前提に恋人を探したいのか、まずは友達・恋人候補を探したいのかでも選ぶべきアプリは違います。
この記事で紹介した5つのアプリを婚活アプリ、恋活アプリで分けると次のような感じです。
【婚活アプリ】ユーブライド、ゼクシィ縁結び
【恋活アプリ】タップル誕生、ペアーズ、マッチドットコム
どのアプリも無料で会員登録ができるので、まずは無料でどんな会員がいるのかを見てから有料にするかを考えても良いでしょう。