同性の友人が結婚ラッシュに入ると焦りますよね。
恋人がいない場合は、結婚を考えることができる素敵な異性を探すところから始めなければいけません。
ただ、恋人がいる場合であっても「この人と結婚しても良いのかな?」という悩みは誰しもが持っています。
では、一般的なカップルの場合には結婚までにどのくらいの人数とお付き合いしていたのでしょうか?
結婚前までに付き合う平均人数は何人?
どのくらいの人数にどのように質問するかにもよって答えは変わりそうですが、今回はマイナビウーマンの「夫は“初めての人”? 結婚までに女性が交際する人数ランキング」という記事のデータをもとにしていきます。
「夫と結婚する前に何人の男性と交際しましたか?」という質問に対しての答えを見ていくと、もっとも大きな割合を占めるのが5人以上の36.9%です。
夫も含めると、結婚した段階で少なくても6人の男性との交際経験があるということになります。
5人以上なので、5人の人も10人の人もいるでしょうが、計算しやすくするために5人ちょうどで平均交際人数を考えてみましょう。
すると、結婚相手を含めての交際人数の平均は約4人となります。
5人以上という回答が多数派を占める一方で、1人〜3人という回答の合計で約4割を占めているため平均的には4人程度と考えることができます。
ただ、正確には「5人以上」なので「以上」の部分を加味すると、平均人数は4人よりも多くなると予想できます。
平均交際人数は多い方が幸せになる確率が高い?
初めて恋に落ちた相手とそのまま結婚と言うのが理想だと思っている人もいるでしょう。
また、反対に多くの人と付き合った方が理想の相手を判断しやすいという考えもあります。
どちらが正解かは、結局は結婚生活をおくってみなければ分からない問題です。
ただし、数学的には結婚を判断するのにベストな交際人数が証明されています。
結婚するなら4人目以降で最も良い相手を探す
例えば、人生で10人と付き合うとします。
その場合は、4人目以降の交際相手から結婚相手を選びましょう。
言ってみれば、はじめの3人は結婚相手にどのような人を選べば良いのかを判断するための情報収集にあてるのです。
その上で、4人目以降の交際相手の中でこれまでの3人を超えるような人が現れたら結婚を決めます。
すると、最も理想の結婚相手を選ぶ確率が最大になるのです。
これは、「最適停止問題」という数学の問題の1つで、「お見合い問題」や「秘書問題」とも言われます。
お見合い問題で本当に理想の結婚相手が見つかる?
最も良い結婚相手が見つかると言っても、100%といはいきません。
その確率は、約40%です。
この確率を高いと感じるか、低いと感じるかは人によって違うと思います。
では、直感的に運命を感じた相手を選んだ場合はどうでしょうか?
同じように自分の人生の中で付き合う人数が10人と決まっているとしましょう。
すると、選んだ相手がもっとも良い相手であった確率は、10分の1、つまり10%というわけです。
ただし、実際の決断はこう簡単にできるものではありません。
あくまでも、前提条件通りに考えた場合の計算結果であることは覚えておきましょう。
十分な人数と交際することも重要?
お見合い問題の計算式を使うと、生涯で付き合う人が何人であっても何人目までを情報収集期間にするべきかを計算することができます。
しかし、結婚前の平均交際人数は4人程度です。
この人数にお見合い問題を適用すると、最初の1人とは結婚を考えずに、2人目以降の相手から結婚すべきかを考えていくことになります。
もし2人目が最初の人よりも良い人であれば結婚を決め、最初の人よりも良くないのであれば3人目、4人目と進んでいきます。
運悪くはじめの人が最も良い人である確率は4分の1で25%です。
それでも1人目を見送る方が、最適な結婚相手を選択する確率は高くなるのです。